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~団長コラム~
こちらは、げんこつ団・団長コラムです。各カテゴリ内に、記事の一覧があります。

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『げんこつ団』-稽古。

TABAKO.gif

げんこつ団の稽古期間は長いです。かれこれ3~4ヶ月はやってます。週2回、昼~夜です。

台詞や流れを身体に染み込ませるには、そのようにじっくりやるのが良いみたいです。
それでもいつも、時間が足りませんが…。

で。稽古の形としては、エチュードみたいな形で皆で稽古しながらシーンを作る事は、まず有りません。
げんこつ団の芝居は、全てがっつり脚本があります。脚本に沿って演技してもらいます。
そして演出には絶対的に従ってもらいます。出来なければ配役変えです。
はい。恐怖政治です。はい。嘘です。

で。稽古場での1日はと申しますと、
昼に稽古場に集まり各自必要なだけの柔軟運動などをやりましたら、
とっとと稽古を始めていきまして、夕方に飯休憩。そして再び、稽古を夜まで。そんな感じです。
あ。脚本がまだない、久々の稽古開始日には、基礎練習をする事もあります。

で。その脚本は、基本的に頭から順番に、稽古場に持っていきます。
脚本のあがったシーンから、稽古を進めていきます。
なので後から「ああ、あのオジサンとこのオバサンは夫婦だったんだ。」という事などが、
ちょいちょいあったりします。
で。そうして順番に出来ていく脚本が全部揃うのは、稽古一ヶ月よりちょい前辺り。
そこから、稽古と共に映像部分の撮影が入り、私は映像・音響の編集作業に入ります。

で。本番の一、二週間前から衣装をつけ、音響と映像を含めた、通し稽古をします。
それまでバラバラに稽古していたシーンが、初めて実際に繋がります。
役者はその頭の整理と、すげえ量の衣装や小道具やカツラにまみれて早変わりをこなしつつ、
同時に私は、これまた初めて持ち込んだ映像と音響を、そこに重ねていくわけです。
それらをドカンとイッペンにやります。

で。通し稽古をおよそ3回程こなして訓練を重ねてから、小屋入りです。
あ。小屋入りってのは劇場入りの事です。なんで小屋って言うんだか知らん。
で。小屋入りして舞台と照明を組んだら、全シーンの照明を決めて場当たり。
あ。場当たりってのは照明や音響のキッカケや舞台上の転換を順になぞっていく事です。多分。
で。その後、ゲネを3回こなして訓練を重ねてから、本番です。

舞台での役者には、演技と衣装の早変わりプラス、
椅子の出し捌け等の転換や、諸々の段取りや仕事が、更に増えます。
詳しくは言えませんが、舞台裏の全てを役者がまかなっております。

そのようにげんこつ団は何でも最低人数でこなすのが流儀となっております。
いわゆる“女優サマ”ではいられません。
舞台を作る人間として、歯車になって馬車馬のように働きます。

そのように、げんこつ団は、稽古でも舞台でも、
なんだか、テキパキしてます。キビキビしてます。かなりシャキシャキしております。

なので、この記事もテキパキ終わらせます。

以上!
 

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